日本の豊かな自然環境と、その恵みである木材を未来へ繋ぐため、私たちは地元の森で育てられたヒノキからKADOU(カドウ)を作っています。森から近い工場で生産が完結することで、輸送過程で消費されるエネルギーを減らし、CO₂の排出を削減しています。また、違法伐採ではない合法な流通過程の木材であることを<SGEC緑の循環森林認証制度>で確認することで、安心して使っていただける家具作りを行なっています。
植林から伐採まで50年かかるヒノキはその耐久性の高さや抗菌・防虫作用から高級建材として知られています。落ち着きのある気品高いヒノキの香りには鎮静や抗ストレス効果があると言われ、アロマセラピーにもヒノキから抽出したオイルが使われることがあります。特に西川材ヒノキは木目の表情が美しく、時の経過と共に、使うほどに艶を増し、色合いが深くなっていく生きた素材です。
髙村徹
武蔵野美術大学短期学部工芸デザイン専攻科卒。1998年に高村クラフト工房設立。朝日新聞主催「暮らしの中の木の椅子展」や国際家具デザインコンペ旭川2011などで数々の賞を受賞。椅子を中心にデザイン制作をしながら、近年では地域材の有効利用・普及活動にも力を入れている木工家です。
宮尾塊多
東京造形大学卒業後、独学で革を学び独自のスタンスで一点物の作品を手がけている革細工アーティストです。素材に寄り添い向き合う時間、想像を形に落とし込む閃きと根気。手だからできることを考え日々制作に向き合っています。作った物を通し、使う人の日常に新たな発見やちょっとした喜びが生まれることを願っています。
建具職人
建具(たてぐ)は、日本の伝統的な木造建築の一部として、多種多様な役割を担ってきました。手で軽やかに可動でき、開閉で空間を可変できる建具は、人が快適で心豊かに過ごすための工夫が施され、建具職人による技術が駆使されています。その経験と工夫による建具技術を用いて、日本の建築に寄り添うKADOU(カドウ)を作ります。
ART DIRECTION
PHOTO
SPECIAL THANKS TO
- Seijiro Osato
Saitama Prefectural Government
Kawagoe Agriculture and Forestry Promotion Center - CARVAAN
- REFACTORY antiques
株式会社サカモト
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